ワーパパ日記

仕事と家庭の両立をよくばる

35歳のアンリアル

※以前、自分がnoteで書いたものをこっちに転載(+少し修正)してます
(noteの方は削除済)

 

体調が悪い…。いつも弊娘からうつる。育児あるある。疲れて免疫下がるのが良くない。最近、ガチで心身がもたない。「左ききのエレン」で神谷パイセンが言っていたように「万全なんて一生こない」と思っていた方がいい。疲れが取れなくても、体調を崩しても、自分の時間が全然なくても「クソみたいな日にいいもんつくるのがプロだ」。

 

先日、料理をしながら、ひろゆきさんの切り抜き動画(音声切り抜きオフィシャルでOKにして収益折半にするやり方、賢いよね。文章の切り抜きは炎上しやすいけど音声だと誤解も生まれにくだろうし、今後けっこう流行りそう)を聞いていたら、"35歳以上のおっさんは定義上ニートにもなれない"と話されていて、NEET(Not in Education, Employment or Training, NEET)の定義が日本では15〜34歳までの非労働力人口のうち通学・家事を行っていない人だと思い出した。若年無業者。最近、35歳になった自分はもう若年ではなくニートにもなれないのね…。

 

この35歳という年齢はよく、一つの区切りとしての年齢とも言われる。

 

・転職限界説(最近は変わってきているし定年も伸びているから古い考えかもだけど)
・結婚限界説(一つの調査データだけかもしれないけど35歳以上での結婚は男性3%、女性2%らしい)
・妊娠、出産限界説(※僕が言っているわけじゃないよ。うちの妻ちゃんも35歳でもうすぐ出産するし。でも30歳以上は高齢出産と定義されているのも事実。もちろん40歳以上でも問題なく出産されている人もいらっしゃいます)

 

他にも「35歳超えたら疲れが取れなくなった」「35歳から食べる量が減った、でも痩せない、むしろ太った」など感覚的・感想的な話もよく耳にする。


また、35歳を題材にした作品も多い。

 

・35歳の少女(柴咲コウ主演ドラマ※2020年)
35歳の高校生(米倉涼子主演ドラマ※2013年)
・35才のリアル(狐火のシリーズ曲※2018年)
・35歳からのリアル(人生戦略会議のシリーズ本※2009年)
※敬称略


案外4つしかすぐに思いつかなかったけど、僕が知らないだけで多分もっとあるはず。あと、村上春樹さんの短編「プールサイド」にも35歳を人生の折り返し地点と定める話があったなと思い出して、読み返してみた。「回転木馬のデッド・ヒート」収録。

 

やりがいのある仕事と高い年収と幸せな家庭と若い恋人と頑丈な体と緑色のMGとクラシック・レコードのコレクションを所有してて不満がなくても、ビリー・ジョエルを聴きながら涙する彼。共感できねー。てかビール飲みすぎ。キュウリとレタスのサラダ、水感強くて夏に食べたい。ノートは一切とらないけどそのぶん授業に真剣に耳を傾けるやり方でトップクラスの成績すごい。そして村上春樹作品でよくある美人ではないけど何か魅力的な女性とのセックス。あと、会員制スポーツクラブって当時の僕(ハタチ前後)が読んだ時には格式高くてかっけーって思ったけど流石に今、35歳にもなるとまあプール付きのジムだよねって思える程度には大人になったと実感。

 

人生100年時代とは言われているが、実際70歳くらいまでがアクティブに働いたり、新しい考えを受け入れたり、時代に合った意思決定を行ったりできる限界なのでは?と昨今の政治家を見ていると思わずにはいられないわけで。いや、その定義だと60歳でも怪しいか。まあ健康寿命を考えると実際やっぱ70歳くらいで、リアル寿命が日本では現在82歳くらいだったはず。「回転木馬のデッド・ヒート」発売が1985年だから当時より少しずれはあるだろうけど、35歳が人生の折り返し点と言うのは2021年の今でも過言ではないかも。

 

また、35歳の平均年収は約450万円、中央値は約400万円らしい。

参考①:doda『年代別・年齢別 平均年収情報』
参考②:平成30年度『民間給与実態統計調査』

 

ふむ。ちなみに男性35歳だと501万円。コロナ休業で下がった去年の僕の年収とほぼニアリー。さらに今年は育休6か月とらせていただくので会社員としての年収は半分になる予定。ワークライフバランス至上主義の僕としては何の問題もないと思っているけど、周りからはけっこう心配される。究極、地方移住してお金のかからない暮らしをすればよくね?派(うちの妻ちゃんは絶対イヤみたいだけど…)。マルクスも言っているように、人より頑張って時間と労力をかけて勤め先からの給料を増やしたところでその疲れとストレスを回復する為に生活レベルを上げなきゃいけない労働の仕組み、バカらしくね?派。土日にマッサージ受けるとかね。そもそも疲れないようにすりゃいいやん派(とか言いながら今も体調微妙だし週末サウナに行く度に整った!とか言っちゃってるけど)。

 

最後にノムさん(野村克也さん)の名言を。

 

「35歳を超えて敵がいないということは、人間的に見込みがないことである。何かを成し遂げようとすれば、敵は当然できる。」

 

35歳。政治家だと若手だけど、スポーツ選手だとベテラン、サラリーマンでも中堅と呼ばれる年齢。まだ何も成し遂げていない、あるいは成し遂げようとしていないようでは話にならんよね。敵、積極的に作っていこう。

 

Outro

お疲れさまです。

ワーパパ日記へのアクセスありがとうございます☺

 

読者登録してくださるブロガーさんへ

→全て確認し、僕も読者登録させていただきます。

↓差し支えなければ読者登録お願いします!