千羽鶴(折り鶴)をウクライナに送るな問題

500文字日記

被災地に千羽鶴(折り鶴)が送られて正直、迷惑だった(生活必需品が欲しい、捨てられない、ずれた善意の押し付けがしんどい、等)という意見はすでにポピュラーな感覚として我々ジャパニーズには根付いているものだと思っているけど、ネットリテラシーの低いノイジーマイノリティーがウクライナに鶴を送る(贈る？)とか言っていて、頼むからやめてくれと思っていた先日。

青と黄色の千羽鶴を折ってウクライナに送るという迷惑行為は絶対にやめてもらいたい。せめて、むしろプーチンに送ってほしい。
仕事してる暇があるなら育児しろ - ワーパパ日記

これ、僕、誤認(ニュースを誤読)していたことが判明。

ウクライナじゃなくて、日本にある在日ウクライナ大使館に送ろうとしていたのね。しかもネットの声を見て寄贈は断念、折り鶴は自身の経営する貸別荘の入口に飾っていると。まあ「どこに送ろうと折り鶴は迷惑」だと言われたらそうなんだけど。でもウクライナ大使館のTwitterを見る限り、折り鶴を送っていたとしてもワンチャン喜んで写真つきでツイートしていた可能性もあったのでは？とも思ったり。仮にそういう流れになっていたとしたら僕含め「ウクライナに折り鶴を送るな」と言っていた人は謝らないといけないよねって話。

正直「折り鶴をどこに送ろうと送られる方は迷惑」という自分の意見は変わらないけど、今回みたいにバイアスがかかりすぎて情報を見落とす危険性と、喜ぶ人がいる可能性は考えた方がいいかもと思った次第。

ちなみに今回、下記のロザンのYouTubeで自分の誤認(誤読)に気づくに至った。お二人ともやはり賢い。冷静に物事を捉えられる人ってスマートだよね。あと、菅さんの「折り鶴、折って上手くなっていけばなるほど折る時間、想いが減っていく」論、なかなかインタレスティングな考えで笑った。