ワーパパ日記

仕事と家庭の両立をよくばる

東京2020オリパラを終えて

500文字日記

昨日、東京パラリンピック2020閉会式が終わった。これにてオリパラ終了。菅総理も今月で終了。しかしコロナ禍はまだまだ続きそう。緊急事態宣言も。でも都内の飲食店、すでに6割が時短要請に応じておらずアルコールも提供しているとの記事も見た。ちなみに感染者は減少傾向。つまりは飲食店の時短や酒類提供禁止、意味ないって証明されちゃってね?同情。

オリパラ、全体通して競技はスケボーくらいしかマトモに見ていないけど興味深かったのはメダル候補とされていて本番、結果を出せなかった選手たち。勝負は時の運とも言われるけれども。僕も含めてやはり注目&期待してしまうもんな。当人のプレッシャーは想像を絶する。スケボーで言うとストリート世界ランキング3位の西村選手と、パーク世界ランキング1位の岡本選手。特に岡本選手は予選も1位で通過しての決勝、滑る順番も最後。ましてや前半から四十住選手が60点超えの高得点。たぶん大多数の人が人生で経験しないレベルの緊張があっただろう。そしてラストラン、無難な走りで確実に点を取りにいけば銅メダルには届いてたかもしれないけど、完全に金メダルを狙いにいっての走りだった。残念ながら失敗してしまった瞬間の表情と、直後に駆け寄ってきて讃えるライバル達…この夏いちばん泣いた。

岡本選手、競技後のインタビューも立派だった。「コロナで1年延期になった時に自分の気持ちに負けてだらだらしてしまった部分が凄く大きくて今回の結果にも繋がったと自分でも思ってる」 いやいや、誰が見ても明らかにダラダラしてた人の滑りじゃなかったでしょ…。

世界ランキング最上位の選手だって負ける時もある。当然、その時がオリンピックって事もありえる。スポーツにおいて全戦全勝はありえない。しかし、超一流の選手は負けた時の立ち振る舞いも素晴らしい。今回だと、バドミントンの桃田選手も印象的だった。2016年リオでの吉田沙保里選手も同様。超一流の選手だから人間性も磨かれるのか、人間性が磨かれているから超一流の選手になれるのか。いずれにせよ学ぶことは多い。

この辺りの話、最近買ったマイケル・サンデル氏の新刊「実力も運のうち」にも書いてそう(まだ読んでないので読まないと…)。