ワーパパ日記

仕事と家庭の両立をよくばる

母が亡くなった(初日)

2024年1月30日、母が亡くなった。急死。享年63歳。あと20年、せめて少なくともあと10年はこんな日が来るとは想像も想定もしてなかった。

 

前夜、僕は息子からバトンタッチでうつった風邪(胃腸炎?)が急速に悪化していた。腹痛&発熱&身体の痛み&震えで仕事もマトモに出来ず。子ども2人を妻ちゃんに任せてダウン。明日は仕事を休んで病院に行こうと思いながらも、実際この感じだと自転車で行くのきついなと考える程度にはしんどかった。そして翌朝、何度目かの電話着信をとって母の訃報を聞く。どのタイミングからかは記憶にないが体調は治っていた。

 

妻ちゃんに伝えながら嗚咽。慟哭。妻ちゃんと娘が背中をさすってくれたと記憶。息子は年齢的にまだ何も理解できず離れたところでポヤーとしていた。

 

すぐに新幹線で実家へ。母はベッドの上で息を引き取っていて、僕が着いた頃にちょうど警察と医師の検査が終わった頃だった。死因は心不全。少し前に気管支炎、肺炎になっていたけど、ちゃんと治って3週間前の正月休みに会った時も元気だったのに。超低確率な不運が起きてしまったのか。突然死とはそういうものなのか。

 

各種手続きや連絡で母の死という事実を字面で見る度、口にする度、耳で聞く度、胸が苦しくなる。写真を見る度、遺品を触る度、思い出す度、呼吸がおかしくなる。

 

火葬場のスケジュールが埋まっていて3日後のお通夜、4日後の葬式が決まった。取り急ぎ勤め先は忌引で一週間ほど休めたし目の前の仕事も全て上司が何とかしてくださる事に。子どもの面倒も妻ちゃんと妻ちゃん家族に丸投げさせてもらえた。改めて恵まれた環境で助けられていると実感。ただ、一週間そこらで日常に戻れる気が今(初日)の段階で全くしない。果たして仕事や育児をすぐに以前レベルまでじゃなくても問題なくこなせるのか。この胸の苦しいのっていつまで続く?「親の死 立ち直り 平均」でググッたら早くて数ヶ月、長くて5年以上、大体1年〜3年くらいって感じだったけど。いや勿論ケースバイケース、人によるとは言え。

 

まだ初日だけど全く食欲もないし(日付け超えてから一応食べたけど)、ぜんぜん眠くもない。立ち直りはともかく相場何日くらいでこの異常は収まる?また約40年、配偶者の父は僕以上?父の事も心配だ。何かしとかないと落ち着かないのか遺品整理をめっちゃ進めてるけど。見ると思い出すから辛いと。一応、いくつか形見は僕の方で確保した。あと副葬品と。

 

僕が来てから何回も何回も何回も今朝、母が冷たくなっていた時の一連の話を繰り返す父。僕はそれを何回も何回も何回もただ聞くのが正解だと判断した。

 

夜、妻ちゃん&子ども達とFaceTime、娘が「パパがいなくて寂しい」と泣いていた。「大丈夫、パパとはまたすぐ会える、これからも会える、ずっと一緒」と応えた。娘はすぐに笑顔になった。息子は今朝と同じくポヤーとしていた。