ワーパパ日記

仕事と家庭の両立をよくばる

どうせ行くなら遠くまで

「If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.(早く行きたければ一人で行け。遠くまで行きたければみんなで行け。)」

 

定期的に思い出すアフリカのことわざ。自分が夫になり、父になり、これ以上に響くパンチラインはない。人生100年時代。人の一生は長い。人生は超長距離マラソン、しかもチーム戦と捉えて30代40代くらいはライフステージを家族ファーストに設定してもいいんじゃない。

 

まあ僕もこれは結婚、育児を通じて何度も、本当に何度も悩んでやっと辿り着けた考えで、その過程では独身で仕事や趣味に全リソース投下できる同僚や友達を妬むこともあった。しかし、これはポジショントークてか自分に言い聞かせている部分も大きいけれど、結婚していて子どももいて育児もちゃんとしている人の方が仕事も出来る説。雇われ自営問わず。また、アーティストとしても家族を持っている人の方が面白い作品を作っている印象。少なくとも僕はそういう人の方が好き。まあ、才能溢れる独身貴族みたいな一部の天才がいるのも分かっているけど、そんなんはイレギュラー。

 

最近はコロナ以降ちょっと変わったけど、少し前までの傾向として「スピード命」ブームと言うか、秒で動け、0秒思考、走りながら考えろ的なマインドが蔓延っていて、まあそれも分かるんだけどやはり速さだけでは見えない景色がある。

 

一人なら5分で行ける道も、幼児が一緒だと30分かかる事もある。一人だと出来たての料理を好きなペースで動画でも見ながら食べれるけど、赤ちゃんが一緒だと離乳食一口食べさせるだけでもマジで30分かかるし、自分の食事なんてゆっくり取れる事の方が少ない。生産性もクソもない。当たり前だけど子ども優先。勿論、子どもだけじゃなくパートナーも。当然、愛ゆえに一緒にいるのが楽しくて結婚に至り、現在未来もそうなんだけど。僕含め自分の時間も大事にしたいタイプの人からすると自身の時間また労力お金を自由に使えない状態が続くのは正直、楽ではない。効率もクソもない。

 

※愚痴っぽくなってるかもだけどここまでは前フリです

 

生産性も効率も、自由までも度外視した修行のような生活を経験した者だけが辿り着ける境地がある。それこそ一人ではいけない遠くまで行ける権利。そして、それは天才じゃなくても得られる。僕のような凡人は家庭を最優先にして、仕事はそれなりに、合間に趣味も楽しむワークライフバランス至上主義型でゆっくり遠くまで進んで行くのが堅実。連日現実逃避じゃなく。育休も出来るだけ長く取るべき。

 

あと、ビジネスシーンと違ってロジックが通じない家庭世界、不条理や理不尽の連続に慣れる為、怒りにくくなるメリットもあり。失敗にも寛容に、てかそれが当たり前になる。包容力!モチベーションを引き出す?おこがましい。乗せてあげるスキルも磨ける。本当、育てているようで育てられている。ボランティアやノブレスオブリージュ精神もいいけど、自分の家族を笑わせてるか?幸せに出来てるのか?今一度考えて行動したい。

 

遠くまで行く道中、そこでしか見れない景色をもっとじっくり焦らず。楽しみながら進んで行こうって話。

 

Outro

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